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幸福のチョコレートブログ >  スペインのチョコレート > マドリードのチョコのユートピア〈ヤムヤムカカオ〉

スペインのチョコレート

2026.08.07

マドリードのチョコのユートピア〈ヤムヤムカカオ〉

マドリードの中心に戻ってきました。

王宮やマヨール広場に行きかう人も多く、中心は路地も狭く、お店もコンパクトになります。そんな中心地の路地にあるのが〈ヤムヤムカカオ〉さん。

18年前にベルギーチョコのお店だったショコララのポールさんが作ったお店を、ベネズエラ人のタティーさんとダニエラさんの女性2人に引き継ぎました。ポールさんはまだお店の奥でチョコを作っていて、彼女たちは師匠とリスペクトしていて、チョコのお父さんのようないい関係だなあと思いました。
お店はウッディーで温かみがあって、人を感じます。
人が作ってる感じ。1個1個今作った臨場感があります。

作ってるものがかなり本格的なベネズエラカカオにこだわったビーン トゥ バーなので、観光客には向いてないかなと、一瞬思いきや。どんどん人が入ってきて、彼女たちの説明でどんどん買っていくんです。ちょっとびっくりです。

全部かなりまんまベネズエラカカオなので、大ビターです。小ビターじゃないです。
中にはそのまま100%パウダーを買っていく人もいました。ええ。本気ですね。今、スペインでもカカオ高騰ですので、決して安くないんですよ。

ここに来る人は、今来たばかりの観光客であろうと、このあたたかな空気感と彼女らの人柄に瞬時に虜になって、ヤムヤムカカオの世界に入り込めるのです。
うーーーーん。ちょっと、勉強になります。
私、なかなかないものを見てるのかも。
日本であれ、世界であれ、小さなお店を目指す人の憧れを私は今見てるのかも。

彼女たちの才能なのか。思いなのか。
よかったね。

私はヨーロッパ各地に行きますが、それぞれ国の事情が見え隠れします。

チョコのお陰で歴史をよく見るようになったので、中央ヨーロッパ、東欧やバルトなど、私たちのニュースでは見ない複雑さをちらっとショコラティエから感じます。特に日本人はそんなに詳しく知らないと彼らが思うからか、割と素が出ます。


「私は何人」ってよく聞きますが、ここ数年、このルーツの話にデリケートなヨーロッパでした。
でも、他の国と違ってスペインは移民の話を前に進めたようです。
一緒にやっていくと。
スペインの国は今うまくいってるよとショコラティエ何人かが言ってました。

ヤムヤムさんはチョコの国ベルギー人とカカオの国ベネズエラ人のスペインにあるお店。
だから結果こんなにおいしいものが出来ています。
そういうスペインの環境のこともあるのか。
誰でもこの小さなお店に吸い込まれるように入ってしまう。チョコのハッピーオーラが道にもはみ出しています。

お店の空気ってほんと大事だなあと思うんです。

ちょっと憧れちゃう特別なショコラティエです。

ヤムヤムカカオさんからは、彼女らのおすすめ、オレンジ、アーモンド、シャンパンなど、しっかりビターの手づくりボンボンアソートをお届けします。

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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